院長あいさつ
私は川崎市宮前区に生まれ育ち、聖マリアンナ医科大学で学び、同病院で育てていただきました。その後、救急センターや総合病院、街のクリニックなどでたくさんの患者様と接してきました。そういう体験の中から私の使命は在宅医療にあると決意して、このたび、高齢者の方々の在宅医療を主なサービスとするクリニックを開業することにしました。
高齢者の患者様を家族のように大切に思い、ご自宅にお伺いして、健康管理をさせていただきます。お一人お一人が快適にご自宅で過ごせるように、地域の専門職と連携いたします。必要な時には病診連携で専門科や総合病院へ橋渡しをいたしますが、できる限り、住み慣れたご自宅で過ごしていただくことをサポートしていきます。
私の両親が宮前区で長年、幼稚園を経営している姿を見て、私も育ててもらったこのエリアで自分がお住まいの方々に出来ることをまっとうしていこうと決意しています。在宅での医療をご希望される場合は、どうぞ、お声がけください。
プロフィール
- 1972年、川崎市宮前区に生まれる。
- 桐蔭学園高校から聖マリアンナ医科大学に進学。
- 同校医学部卒業、研修課程終了。
- 同校の内科医。救命救急センター医、総合診療内科医、横浜総合病院の内科医、街のクリニックの院長、在宅診療医などを経て、2021年に独立開業。
私の心構え
在宅医療では、患者様の話をよく聞き(問診)、手で身体に触れる(触診)ことが大切だと考えています。
そして生活されている環境を拝見しながら、この場でどのような暮らしを望まれているのかを考えながら、心に触れる温かい診療になることをめざしています。
私のめざす
在宅医療・
3つの理念Our objective and philosophy
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.01
ひとりひとりの患者様を自分の家族のように想って、診療する。
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.02
お話に耳を傾け、心に寄り添う気持ちを忘れない。
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.03
地域の他職種と連携して、その方のベスト・オブ・ライフを考える。
どうして医師になったのか、
どんなクリニックにしたいか
思い返すと、子供の頃大事に育てていたクワガタムシの死がきっかけです。動かなくなったクワガタの亡骸を前になす術もなく、悲しみに暮れていた時両親から「命を助ける仕事」があると聞きました。昆虫の医者を目指したことが始まりです。
当時は病院に行くと元気になれることから、『魔法』をかけられたかのように不思議な思いで、痛い注射ですら楽しみに感じるちょっと変わった子供でしたが、年を重ねるうちに家族や大切な友人、もっと大勢の方を救いたい…ありきたりですがいつしかそう強く思うようになりました。
患者様とご家族の悩み苦しむ時間が少しでも減るよう、有意義な人生を送る手助けをしたいと思っています。そのためには、患者様のお話をよくお聞きし身体と心の声にも耳を傾け、謙虚さを常に忘れず多様化する患者様のニーズにお応えできるよう適切な医療をしたいです。医療の世界は『日進月歩』で変化しています。希望を捨てずに一緒に頑張りましょう。